【告知】残留日本兵に関する講演会
緊迫するインドネシアの状況
お久しぶりです。ブログ開いたのいつ以来だろう。
インドネシア、コロナによる医療崩壊寸前で巷には病院が満床のため、自宅で治療が必要な人の為に酸素を買う人で溢れているとの事。州境の大きな道路は警察が警備して、ワクチン証明ないと追い返されたりなど、どうなることやら
随分ブログも放置していたけど、今月半ばには、全ての修論に関する案件も終わるので、またコロナ関連情報もアップしていこうと思います!嫌なニュースばかりですが、出来ることもないので粛々と自宅生活します。それで、興味深いイベントあったので、共有します。
残留日本兵の第一人者による講演会
残留日本兵関連の写真や執筆で第一人者の長洋弘さんが講演会するそうです。オンライン参加できるので、時間合えば僕も参加しようと思います。
実はこの左の写真に写っている最後の残留日本兵のラフマット小野さんが2014年に亡くなられた時、マランの自宅まで取材に行きました。息子さんや家族が丁寧に出迎えてくれて、色々話をしてくれたのを覚えてます。
しかも、夜のホテルをまだ取っていないと言ったら、家に泊めてくれて、なんと小野さんが使っていたベットで寝かされるという、とんでもなく貴重な経験をさせていただいたのをよく覚えてます
ジャカルタでお勧めのラピッドテスト
予想外に長いジャカルタ生活
日本への一時帰国から7月末にジャカルタ帰ってきて、当初は10月にはジョグジャに帰る予定でしたが、予想外に長くジャカルタに居ました。
実は結婚準備やら色々あったんですが、少し落ち着いたのでジョグジャに今週末に帰ります。
今現在、国内線を乗るにはラピッドテスト が必要なんですが、これが少々ややこしい。
邦人のブログやら見てると普通に受けられている人がいる一方で、外国人料金とられてる人もいるなどよく仕組みが分からない。
それとネットで調べてたら、Kusus WNIと記載があるのをちらほら見かけて、インドネシア人専用の所もある様で少々困惑してました。
結局、スマンギのシローアムで受けたら便利でスムーズでしたので、邦人の人にもお勧めしようと思い、忘備録的にこの記事書いてます!
実はCitilinkやAir Asiaはラピッドテスト が含まれているチケットを販売しているが、その提携病院が結構限られていて不便。荷物の超過料金を含めて考えると今回はエアアジア一択だったので、エアアジアのラピッドテスト込みのチケット買おうとしたが、ジャカルタ市内でも提携病院が数カ所しかなく、結構遠いい。
それに、バリの邦人のブログ見てたらエアアジアのこの制度はまだ行き渡ってない所もあり、リストに名前があっても受信できないとこもあるとかなんとか。
あーー、ややこしい。
提携病院リスト
https://a.staticaa.com/pdf/about-us/dokterlink-information-clinics.pdf
ボッタクリに気をつけよう!スマンギに行こう!
ちなみに、日本大使館のサイト見ると日系病院でも受信できるというので、試しにタケノコクリニックに電話したら出来るけどラピッドテスト にRp300,000、書面料にRp100,000の合計Rp400,000かかると言われました。
いやね、それぼったくりだから。政府の方針で、ラピッドテスト はRp150,000が上限と決まっていたはず。なんなん、この後に及んでその値段設定。
邦人の人は割りかし、日系クリニック行かれる方も多い様ですが、是非普通の病院で正規料金で受けられたらいいかと思います。
今回、僕はスマンギのシローアム病院(MRCCC Siloam Hospitals Semanggi)で受診しましたが、何も問題なくスムーズでした。是非、邦人の方もスマンギ行かれるといいかと。以下、概要です。
スムーズな受付で楽ちん
スマンギ立体交差の近くにあるシローアム、ググれば出てくるのですぐ分かると思います。予約せずに直接行くので大丈夫です。
ラピッドテストなどのCovid-19関連の検査会場はEmergency Zone(UGD;Unit Gawat Darurat )の外に特別に設置されてます。
Jalan Sudirmanからいく場合は、少々奥側になりますが、入り口にEmergencyと書いてあるのですぐわかります。
会場に着いたら、整理番号を取ります。整理番号はテスト毎にA B,Cと分かれています。
今回、僕はラピッドテストだけだったのですが、Aを取れと言われました。近くに受付があるので、迷った場合は聞いてみましょう。
① 番号が呼ばれるまで外に並べられた椅子に座ります。ちゃんと間隔空いている。
② 番号が呼ばれたら、入り口からすぐの所の受付に行きます。そこで、なんのテスト受けるのかの再確認と身分証明書(パスポートなど)の確認、支払いを行います。全て終わると色々と受診に必要な書類渡されます。
ここではRp149,000で正規料金でした!なぜかRp1,000のお釣りなかったですが笑
③ 受付が済むと、中央部にある方の受付に先ほどの書類を渡します。ここでは、名前、住所、電話番号、サインを書く書類を渡されるので、その場で記入。
④ 再度、椅子で少しだけ待つと目の前にある小部屋に呼ばれて採血。受診完了となります。
⑤ その後、15分ぐらい待つと③の看護師さんから呼ばれて、結果を渡されます。
以下の写真の検査結果を貰って全部終了です!
僕は午前9時くらいに着いて、全部終わったのが10時30分くらいでした。
次々に人が来るので結構混んでます。
受付自体は7時からやってるので、速攻で終わらせたい場合は7時に来るのもアリかも。
空いていれば30分で出来ると思います。
かなりスムーズに受付からテストまで出来たので、どこでラピッドテストするか悩んでいる邦人の方にはお勧めです!
正規料金で簡単ですよ。くれぐれもボッタクられない様に。
さぁジョグジャ帰るぞ!!
JKT48がメンバー、スタッフの削減を発表!!
コロナでライブ再開目処立たず
AKB48の姉妹グループである、JKT48は電通の肝煎でジャカルタに誕生してから、インドネシアのオタクやアイドル界隈では絶大な人気を誇るグループに成長しています。
だけど、ご多分にもれずやはりコロナの影響が甚大でなく、3月以来ライブなどのイベントも開催出来ていなかったとの事。それにより、収支が悪化し、今回元リーダーで、現在はマネージャーという肩書きのメロディから、「メンバー、スタッフの削減」の発表がありました。
具体的には、メンバー、アカデミー生、スタッフ総勢70人位いるのを一部削減するという事です。まぁ、アカデミー生中心に、人気の下位のメンバーとそれに伴い不要とされるマネージングスタッフなども首切られるんでしょうね。
オタク界隈もざわざわ
この発表を受けて、インドネシアのオタク界隈はざわついています笑
Twitterで、#SaveJKT48などのハッシュタグが作られて、JKT48を支えようというツイートが数多くされています。中には、色々画像も作ってる輩や、プロサッカークラブの公式アカウントが画像と共に呟いてたり。人気ぶりが伺えます。
ジェネラルマネージャー!?
今回、JKT48の公式YouTubeアカウントで発表したのは、元リーダーで卒業後ジェネラルマネージャーという肩書きで活動しているメロディ。
マネージャーとはいえ、自律的にマネージングするのでなく、電通が良いように動かせるように作られたポジションだろうに、こんな発表させられて少し不憫。まぁ小汚い電通のおっさんの発表より、メロディが発表した方がファンにも受入れらるのはわかりますけどね。
僕は別にJKT48に思い入れ無いけど、日本ファン層の開拓には多大な貢献をしてくれたことは間違い無いので、今後も活動が末長く続くように祈っております。
インドネシアで超有名な日本人サッカー選手引退
インドネシアサッカー界の日本選手第一人者
昨日インスタを見ていたら、以下のポスティングが目に飛び込みました。
インドネシアサッカー界で相当に有名な日本人サッカー選手である松永祥平選手が引退を決めた様です。
彼はインスタのフォロワーが40万人くらいいて、その大半がインドネシア人だったりするなど、インドネシアでサッカー好きな人はほぼほぼ彼の事を知っているという位、かなり有名な選手でした。
彼の引退を知らせるインスタの投稿には、1,400以上のコメントが寄せられており、その大半もインドネシア人の人からです。これ見るだけでも、インドネシアでどれ位受け入れられ、人気があったのか分かるかと思います。
インドネシアでの経歴
2008年8月 - 2010年2月 ドイツ シャルケ04
2010年7月 - 2011年 日本 愛媛FC
2011年 インドネシア プルシブ・バンドン
2011年 - 2012年 インドネシア プルシブ・バリクパパン
2012年 - 2016年 インドネシア プルセグレス・グレシク・ユナイテッド
2016年 インドネシア プルシブ・バリクパパン
2017年 インドネシア プルシブ・バンドン
2018年 インドネシア ペルセラ・ラモンガン
2018年 インドネシア PSMSメダン
2019年 インドネシア PSISスマラン
上記は彼のウィキペディアの欄から失敬したものですが、彼の経歴のほぼほぼ大半がインドネシアだと言うことがわかります。
特に大きいのが、インドネシアに渡った年の2011年と2017年に復帰したバンドンの超人気チームであるプルシブ・バンドンへの所属がかなり彼の人気を押しあげたと思われます。
プルシブ・バンドンはホームで試合を開催すると4万人のサポーターが入るくらいの大人気なチームです。感覚で言うと日本の浦和レッズ的な人気ですね。
Jリーグでも4万人入るチームは浦和くらいですし、熱狂的すぎてたまに事件起こしちゃったりするサポーターがいるのもなんとなく似ている気がします。
ちなみに、プルシブ・バンドンにはチャルシーやレアル・マドリードでプレーしたことで有名なマイケル・エッシェンも2017年に所属してました。2014-2015シーズンまでACミランにいた選手が来たのでインドネシアサッカー界はざわざわしましたが、1年の所属のみで移籍してきましたけど笑
ちなみにですが、松永選手はインドネシア国籍をとってインドネシア代表でプレーすることも希望するとメディアでは何度も取り上げられていましたが、その後続報が今までなかったので国籍取得は上手くいかなかったか、方向転換したんでしょうね。
日本人選手がアジアなど海外のリーグでプレーして、国籍をとり、その国の代表選手としてプレイするのはまま見られる現象ですが、彼もその一人になるかと思われていました。
これは2016年にインドネシア国籍を取得したいと話しているインタビュー動画です。
サッカー以外でも活躍
松永選手は上記の通り、インドネシアでの知名度が抜群なのでインドネシアで様々な活動にも参加されていました。
特に2018年は日本インドネシアの外交樹立60周年だったので数多くの事業がジャカルを中心に開催されましたが、彼はその60周年記念事業の親善大使としても活動されてました。
その他でも、レストランの経営をされている様で(どこのか知らないですけど)、現地に根を貼って活動されている姿はとても好印象を持って見させていただいてました。
これからも応援してます
インドネシアくる日本人サッカー選手は、大体がJリーグを首になったり、流れ着く様にくる人が多いので、1、2年で帰っちゃう人が多いんですけど、彼は長年に渡りインドネシアでプレーし、日本人選手の価値とともに、日本人への好印象もインドネシアの人達に残してくれたのではないかと思ってます。
インドネシア語でインタビュー受ける姿はとても印象に残ってます。
これからどういった活動されていくのかわかりませんが、またインドネシアとの架け橋になる様な活動されてくれたら個人的には嬉しいです。長年お疲れ様でした。
そして、活動支えた奥様も、外国での暮らしなどストレスも多かったと推察しますが、ご夫婦でインスタによく映るなど、夫婦で支えって活動されていたのが印象的です。奥様もお疲れ様でした。
こぼれ話 引退=Gantung~
インドネシア語でのサッカー選手の引退は、
Gantung Sepatu=靴を掛ける
です。
Gantung ~ でその業界から引退すると言う意味になるそうです。
先日有名なインドネシア人料理人のシスカさんが引退を表明した時も、お鍋を掛ける様子をインスタにあげて、引退を表明されてました。
この用語に関しては、インドネシア関連の邦人Twitterで少し話されていたのでシェア。勉強なりました。
インドネシアの著名な料理研究家シスカさんが引退を表明。テレビの料理番組や数多くの著書を通じ、インドネシア人に広く親しまれていた。「Bu Sisca」がツイッタートレンド入りし、多くの人が謝意を述べている。写真は引退表明のインスタグラム。 pic.twitter.com/ErhR1HolBK
— Plus62 (@Plus62news) 2020年8月5日
Gantung なんとかで、その業界を引退するって意味になりますね。主にgantung raketだとバドミントン引退、gantung sepatuだとサッカー引退。panciは普通は言わないけど、それにひっかけたんだと思います。gantungなだけにw。
— 武部洋子 (@okoyrocks) 2020年8月5日
インドネシア帰国:PCRテスト
入国への道:PCRテスト
3月から家族の用事やコロナなどで埼玉に留め置かれてましたが、インドネシアに7月末に帰国します。
僕は大学院に留学中なので、VisaとIzin tinggal(居住許可)があります。なので、現在の入国制限にかからずに、インドネシアに入国することが出来ます。
在イ日本大使館の説明は以下の通り。
Q3: 日本に一時帰国中の一時滞在許可(KITAS)または定住許可(KITAP)保持者です。インドネシアに再入国できますか。 A3: 再入国可能です。インドネシア法務人権省入国管理総局によれば,有効なKITAS/KITAP保持者が再入国する場合,入国時に「入国前7日以内に各国の保健当局が発行した英文の健康証明書」及び「インドネシア政府によって実施される14日間の隔離を受ける用意があることを述べたステートメント」を提示することが求められています。
Q7: KITAS/KITAP保持者です。インドネシア再入国の際には「健康証明書」を提出しなければならないとのことですが,どのような書式ですか。サンプルはありますか。 A7: インドネシア政府によれば,決まった書式はありません(様式自由)が,インドネシアに到着する7日以内に,医療機関が英語で発行したもので,申請者が航空機搭乗に適しており,発熱,咳,のどの痛み,くしゃみ,呼吸困難などの呼吸器感染症の症状がないことが健康証明書に記載されている必要があります。また,原則として,PCR検査陰性結果の記載も求められています。これらの情報を元に,当館限りでサンプル(PCR検査項目:有り,無し)を作成しましたので,参考にしてください。なお,発行する医療機関に関する情報(医療機関名,医師名,住所,医師の署名)が不十分で入国を拒否されたとの情報がありますので,これらの情報が証明書に含まれるようにすることをお勧めします。
他の説明は長ったらしいので、省くと一時滞在許可証を持つ日本人は入国を許可されるが、原則として7日以内のPCR検査結果が記載された健康証明書が必要になるーということですね。
PCR記載のなくても大丈夫だけど、入国時にラピッドテストを受けさせられ、その結果次第ではPCRも受けさせられるようです。ここでPCRが陽性となるとさぁ大変。
無症状であろうと強制隔離されます。一体どこに連れてかれ、どのくらいの費用負担で、外部とは連絡取れるようにしてくれるのかなど、全くの不明。
個人的には、本当は感染していなくても、移送された病院で感染するということなども考えられるので、日本でPCR検査受けてくことにしました。
自己負担のPCR
さて、日本でPCR受けることにしたけど如何せん日本ではPCRを自由に受けられる体制になっていない。海外渡航のためにいくつか病院やクリニックで受けられるそうだけど、それも全て自己負担である。その額は3−5万円程度。インドネシアでは、5−7千円で受けられるそうなのに、なにこの違い。
助かります、プラス62さん!!
PCRの検査結果までのタイムラインやらは、こちらのクリニックの説明が参考になりました。ただ、ここは高価なのでやめましたけど。
色々なクリニックのサイトを見た所、PCR検査代で4万、証明書発行料で1万=計5万とるとこもあり、暴利だなと。まぁ、丸の内にあるので、大企業の駐在員が手っ取り早く赴任国に戻るために活用されてるんだと邪推しましたが。
新宿まで受けにいきます
僕は、一番値段が安かった新宿にある国立国際医療センター内にあるトラベルクリニックを利用しました。PCR検査に関する健康診断書に関する詳細な情報は以下にあります。
予約を取ったのが確か7月10日。人数制があり、最短でも21日と言われびっくりしまっしたが、需要があるんでしょうかね。21日に予約を取りました。
ちなみに、事前に予診票と検査同意書に記入して、当日持っていく必要がります。
http://travelclinic.ncgm.go.jp/019/yoshin.pdf
http://travelclinic.ncgm.go.jp/009/material/Screening_Japanese.pdf
21日検査当日は朝8時30分までに受付を済ませろとの事。埼玉のど田舎民にはきつい時間帯でした。
当日のタイムスケジュール
以下が、当日のPCRテストのタイムスケジュールです。
8:25 受付、事前に用意する書類の確認
8:40 血圧チェック 熱チェック
8:52 二階の個室で PCR検査。
- 個室には1人の検査官が完全武装して待機していた
9:10 酸素濃度の検査 待機
9:15 医者による問診、診察
- 自己申告で風邪の様な症状ないか、3密になる様な環境に行っていないか、陽性
者と濃厚接触者していないかなどの問診。
- 聴診器、喉、扁桃腺の検診
9:35 終了 支払い
大まかに行って1時間程度で終了しました。支払いは確か2万8千円くらいだったかな。
他には、15人弱の方が検査に来ていましたが、話してるのが漏れ聞こえてきましたが、インドネシア帰国組が多かった様です。
PCR検査付きの健康診断証ゲット
そして、次の日のお昼に再度新宿まで訪れ、検査結果を入手しました。
ちょっとドキドキしたけど、無事に陰性でした。そりゃそうか、陽性ならさっさと電話かかってきてるわなと一人で突っ込みを入れた次第です。
今回、検査自体は簡単でしたが、何分予約も混み合っている様なので、必要な方は早め早めで予約された方がよろしいかと思いました。
この検査結果を持ってインドネシアに帰ります。さて、無事に入国できるのか。
次の記事でまた書きますー。