印度尼西亜の面影~Kabar dari Indonesia~

インドネシア在住7年目。ジョグジャカルタ特別州のガジャマダ大学大学院所属のどまぐれモンによるブログです。インドネシアとは、文化とは社会とは。宗教とは。無駄に色々考えてます。

JKT48がメンバー、スタッフの削減を発表!!

コロナでライブ再開目処立たず

AKB48姉妹グループである、JKT48電通の肝煎でジャカルタに誕生してから、インドネシアのオタクやアイドル界隈では絶大な人気を誇るグループに成長しています。

だけど、ご多分にもれずやはりコロナの影響が甚大でなく、3月以来ライブなどのイベントも開催出来ていなかったとの事。それにより、収支が悪化し、今回元リーダーで、現在はマネージャーという肩書きのメロディから、「メンバー、スタッフの削減」の発表がありました。

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公式YouTubeアカウントで発表するメロディ

www.tribunnews.com

具体的には、メンバー、アカデミー生、スタッフ総勢70人位いるのを一部削減するという事です。まぁ、アカデミー生中心に、人気の下位のメンバーとそれに伴い不要とされるマネージングスタッフなども首切られるんでしょうね。

 

オタク界隈もざわざわ

この発表を受けて、インドネシアのオタク界隈はざわついています笑

Twitterで、#SaveJKT48などのハッシュタグが作られて、JKT48を支えようというツイートが数多くされています。中には、色々画像も作ってる輩や、プロサッカークラブの公式アカウントが画像と共に呟いてたり。人気ぶりが伺えます。

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プロサッカークラブも画像でツイート

ジェネラルマネージャー!?

今回、JKT48の公式YouTubeアカウントで発表したのは、元リーダーで卒業後ジェネラルマネージャーという肩書きで活動しているメロディ。

マネージャーとはいえ、自律的にマネージングするのでなく、電通が良いように動かせるように作られたポジションだろうに、こんな発表させられて少し不憫。まぁ小汚い電通のおっさんの発表より、メロディが発表した方がファンにも受入れらるのはわかりますけどね。

僕は別にJKT48に思い入れ無いけど、日本ファン層の開拓には多大な貢献をしてくれたことは間違い無いので、今後も活動が末長く続くように祈っております。

 

www.youtube.com

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インドネシアで超有名な日本人サッカー選手引退

インドネシアサッカー界の日本選手第一人者

昨日インスタを見ていたら、以下のポスティングが目に飛び込みました。

インドネシアサッカー界で相当に有名な日本人サッカー選手である松永祥平選手が引退を決めた様です。

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彼はインスタのフォロワーが40万人くらいいて、その大半がインドネシア人だったりするなど、インドネシアでサッカー好きな人はほぼほぼ彼の事を知っているという位、かなり有名な選手でした。

彼の引退を知らせるインスタの投稿には、1,400以上のコメントが寄せられており、その大半もインドネシア人の人からです。これ見るだけでも、インドネシアでどれ位受け入れられ、人気があったのか分かるかと思います。

インドネシアでの経歴

2008年8月 - 2010年2月 ドイツ シャルケ04
2010年7月 - 2011年 日本 愛媛FC
2011年 インドネシア プルシブ・バンドン
2011年 - 2012年 インドネシア プルシブ・バリクパパン
2012年 - 2016年 インドネシア プルセグレス・グレシク・ユナイテッド
2016年 インドネシア プルシブ・バリクパパン
2017年 インドネシア プルシブ・バンドン
2018年 インドネシア ペルセラ・ラモンガン
2018年 インドネシア PSMSメダン
2019年 インドネシア PSISスマラン

上記は彼のウィキペディアの欄から失敬したものですが、彼の経歴のほぼほぼ大半がインドネシアだと言うことがわかります。

松永祥兵 - Wikipedia

特に大きいのが、インドネシアに渡った年の2011年と2017年に復帰したバンドンの超人気チームであるプルシブ・バンドンへの所属がかなり彼の人気を押しあげたと思われます。

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プルシブ・バンドンはホームで試合を開催すると4万人のサポーターが入るくらいの大人気なチームです。感覚で言うと日本の浦和レッズ的な人気ですね。

Jリーグでも4万人入るチームは浦和くらいですし、熱狂的すぎてたまに事件起こしちゃったりするサポーターがいるのもなんとなく似ている気がします。

ちなみに、プルシブ・バンドンにはチャルシーやレアル・マドリードでプレーしたことで有名なマイケル・エッシェンも2017年に所属してました。2014-2015シーズンまでACミランにいた選手が来たのでインドネシアサッカー界はざわざわしましたが、1年の所属のみで移籍してきましたけど笑

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ちなみにですが、松永選手はインドネシア国籍をとってインドネシア代表でプレーすることも希望するとメディアでは何度も取り上げられていましたが、その後続報が今までなかったので国籍取得は上手くいかなかったか、方向転換したんでしょうね。

日本人選手がアジアなど海外のリーグでプレーして、国籍をとり、その国の代表選手としてプレイするのはまま見られる現象ですが、彼もその一人になるかと思われていました。

これは2016年にインドネシア国籍を取得したいと話しているインタビュー動画です。

www.youtube.com

 

サッカー以外でも活躍

松永選手は上記の通り、インドネシアでの知名度が抜群なのでインドネシアで様々な活動にも参加されていました。

特に2018年は日本インドネシアの外交樹立60周年だったので数多くの事業がジャカルを中心に開催されましたが、彼はその60周年記念事業の親善大使としても活動されてました。

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その他でも、レストランの経営をされている様で(どこのか知らないですけど)、現地に根を貼って活動されている姿はとても好印象を持って見させていただいてました。

www.nikkansports.com

 

これからも応援してます

インドネシアくる日本人サッカー選手は、大体がJリーグを首になったり、流れ着く様にくる人が多いので、1、2年で帰っちゃう人が多いんですけど、彼は長年に渡りインドネシアでプレーし、日本人選手の価値とともに、日本人への好印象もインドネシアの人達に残してくれたのではないかと思ってます。

インドネシア語でインタビュー受ける姿はとても印象に残ってます。

www.jakartashimbun.com

 

これからどういった活動されていくのかわかりませんが、またインドネシアとの架け橋になる様な活動されてくれたら個人的には嬉しいです。長年お疲れ様でした。

そして、活動支えた奥様も、外国での暮らしなどストレスも多かったと推察しますが、ご夫婦でインスタによく映るなど、夫婦で支えって活動されていたのが印象的です。奥様もお疲れ様でした。
 

こぼれ話 引退=Gantung~

インドネシア語でのサッカー選手の引退は、

Gantung Sepatu=靴を掛ける

です。

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Gantung ~ でその業界から引退すると言う意味になるそうです。

先日有名なインドネシア人料理人のシスカさんが引退を表明した時も、お鍋を掛ける様子をインスタにあげて、引退を表明されてました。

 

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この用語に関しては、インドネシア関連の邦人Twitterで少し話されていたのでシェア。勉強なりました。

 

 

 

 

インドネシア帰国:PCRテスト

入国への道:PCRテスト  

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3月から家族の用事やコロナなどで埼玉に留め置かれてましたが、インドネシアに7月末に帰国します。

僕は大学院に留学中なので、VisaとIzin tinggal(居住許可)があります。なので、現在の入国制限にかからずに、インドネシアに入国することが出来ます。

在イ日本大使館の説明は以下の通り。

Q3: 日本に一時帰国中の一時滞在許可(KITAS)または定住許可(KITAP)保持者です。インドネシアに再入国できますか。
A3: 再入国可能です。インドネシア法務人権省入国管理総局によれば,有効なKITAS/KITAP保持者が再入国する場合,入国時に「入国前7日以内に各国の保健当局が発行した英文の健康証明書」及び「インドネシア政府によって実施される14日間の隔離を受ける用意があることを述べたステートメント」を提示することが求められています。
Q7: KITAS/KITAP保持者です。インドネシア再入国の際には「健康証明書」を提出しなければならないとのことですが,どのような書式ですか。サンプルはありますか。
A7: インドネシア政府によれば,決まった書式はありません(様式自由)が,インドネシアに到着する7日以内に,医療機関が英語で発行したもので,申請者が航空機搭乗に適しており,発熱,咳,のどの痛み,くしゃみ,呼吸困難などの呼吸器感染症の症状がないことが健康証明書に記載されている必要があります。また,原則として,PCR検査陰性結果の記載も求められています。これらの情報を元に,当館限りでサンプル(PCR検査項目:有り無し)を作成しましたので,参考にしてください。なお,発行する医療機関に関する情報(医療機関名,医師名,住所,医師の署名)が不十分で入国を拒否されたとの情報がありますので,これらの情報が証明書に含まれるようにすることをお勧めします。

他の説明は長ったらしいので、省くと一時滞在許可証を持つ日本人は入国を許可されるが、原則として7日以内のPCR検査結果が記載された健康証明書が必要になるーということですね。

PCR記載のなくても大丈夫だけど、入国時にラピッドテストを受けさせられ、その結果次第ではPCRも受けさせられるようです。ここでPCRが陽性となるとさぁ大変。

無症状であろうと強制隔離されます。一体どこに連れてかれ、どのくらいの費用負担で、外部とは連絡取れるようにしてくれるのかなど、全くの不明。

個人的には、本当は感染していなくても、移送された病院で感染するということなども考えられるので、日本でPCR検査受けてくことにしました。

 

自己負担のPCR

さて、日本でPCR受けることにしたけど如何せん日本ではPCRを自由に受けられる体制になっていない。海外渡航のためにいくつか病院やクリニックで受けられるそうだけど、それも全て自己負担である。その額は3−5万円程度。インドネシアでは、5−7千円で受けられるそうなのに、なにこの違い。

海外渡航へのPCR検査については以下を参考にしました。

plus62.co.id

助かります、プラス62さん!!

 PCRの検査結果までのタイムラインやらは、こちらのクリニックの説明が参考になりました。ただ、ここは高価なのでやめましたけど。

www.clinicfor.life

色々なクリニックのサイトを見た所、PCR検査代で4万、証明書発行料で1万=計5万とるとこもあり、暴利だなと。まぁ、丸の内にあるので、大企業の駐在員が手っ取り早く赴任国に戻るために活用されてるんだと邪推しましたが。

 

新宿まで受けにいきます

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僕は、一番値段が安かった新宿にある国立国際医療センター内にあるトラベルクリニックを利用しました。PCR検査に関する健康診断書に関する詳細な情報は以下にあります。

travelclinic.ncgm.go.jp

 

予約を取ったのが確か7月10日。人数制があり、最短でも21日と言われびっくりしまっしたが、需要があるんでしょうかね。21日に予約を取りました。

ちなみに、事前に予診票と検査同意書に記入して、当日持っていく必要がります。

http://travelclinic.ncgm.go.jp/019/yoshin.pdf

http://travelclinic.ncgm.go.jp/009/material/Screening_Japanese.pdf

 

21日検査当日は朝8時30分までに受付を済ませろとの事。埼玉のど田舎民にはきつい時間帯でした。

 

当日のタイムスケジュール

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トラベルクリニックの受付

以下が、当日のPCRテストのタイムスケジュールです。

8:25   受付、事前に用意する書類の確認

8:40   血圧チェック 熱チェック
8:52   二階の個室で PCR検査。

  • 個室には1人の検査官が完全武装して待機していた

9:10    酸素濃度の検査 待機

9:15   医者による問診、診察

  • 自己申告で風邪の様な症状ないか、3密になる様な環境に行っていないか、陽性

   者と濃厚接触者していないかなどの問診。

  • 聴診器、喉、扁桃腺の検診

9:35   終了 支払い

 

大まかに行って1時間程度で終了しました。支払いは確か2万8千円くらいだったかな。

他には、15人弱の方が検査に来ていましたが、話してるのが漏れ聞こえてきましたが、インドネシア帰国組が多かった様です。

 

PCR検査付きの健康診断証ゲット

そして、次の日のお昼に再度新宿まで訪れ、検査結果を入手しました。

ちょっとドキドキしたけど、無事に陰性でした。そりゃそうか、陽性ならさっさと電話かかってきてるわなと一人で突っ込みを入れた次第です。

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これがPCRの検査付き健康証明書です。インドネシア入国の際のスタンプが既に押されちゃってるやつですけど笑


今回、検査自体は簡単でしたが、何分予約も混み合っている様なので、必要な方は早め早めで予約された方がよろしいかと思いました。

この検査結果を持ってインドネシアに帰ります。さて、無事に入国できるのか。

次の記事でまた書きますー。  

インドネシア帰国とブログ再開

半年以上もブログ放置

ブログ、半年以上も放置してました。

セメスター1が12月に終わって、更新しようと思ったけど、なんだかんだ2月のセメスター2に入ってしまいました。

そして家族の問題で緊急日本一時帰国。そしたらコロナで日本に留め置かれるという何とも慌ただしい半年でした。

 

日本いる間に宗教関連の場所巡ろうと、高野山熊野古道行けたのはいいけどね。

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インドネシア帰ります

今月下旬にインドネシアに帰るので、またブログ再開します。取り敢えず、帰国に必要なPCR検査の予約を新宿の国立国際医療研究センターで行いました。

無事に帰れるか。。またブログで色々報告してきます。

 

UGMでNGO協働のチャリティーパサール

人権意識向上と貢献を目指したチャリティー

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大学で面白い取り組みしてると聞いたのでふらっと来てみた。

ガジャマダ大学社会政治科学部が主導して、地元NGOや国際NGOと協働して、人権意識の向上と、その界隈への貢献を目指したチャリティーバザーを開催。

僕の大学院(CRCS:Center for Religious and Cross-cultural Studies)もブースを出展してました。

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うちの大学院ブース

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うちのブースは、ポストカードや手縫いの袋などを販売。

セメスターも終わりに近づいて、Final Paperの提出も迫っている中で、なんか数人の友人がこしょこしょやっているなと思ったらこれの準備をしていたとのこと。

いや、お疲れさんです。こういう時はやはり男なんかより女性が力を発揮しますね。

CRCSの売り上げは全て、1965年に起こった50万から100万、150万とも言われる共産党シンパの人々が赤狩りにあい虐殺された事件のサバイバーの方々への団体に寄付されるとのこと。サバイバーの方は今回のパサールにも来場して、合唱を行っていた。

主に男性が虐殺の対象にされたため、サバイバーは女性が多いので、今回の合唱も女性のみだった。

www.youtube.com

 

その他、以前に授業で訪れたWARIYA(男性から女性へのトランスジェンダーの人)専用のプサントレン(イスラム寄宿塾)の人もブースを出して、染色染の織物を販売した他、伝統的なダンスも披露した。

社会的に普段可視化されない人々を招いて、その地位向上に貢献するという、とてもいい取り組みだと感じた。いいね、うちの大学。

www.youtube.com

他のブースでは、アムネスティインターナショナルのインドネシア支部がブース出したり、社会政治科学部の学生が屋台や色々な物販をしていましたね。

こちらの売り上げは、地元のNGOなどに寄付されるとのこと。

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アムネスティのブース。国内問題を皮肉ったパンフがいっぱいあった。

なんにせよ、大学の友人とわちゃわちゃこういうイベントやるのはなんだか懐かしくて面白かった。

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学友とわちゃわちゃ

CRCS映画シリーズのラウンチング

今回のメインの一つに、CRCSによるインドネシアの宗教状況を紹介するドキュメンタリー映画のラウンチングが行われました。入場料のRp 20,000(約160円)も全て寄付される。

今回の映画は、Indigenious Religionについて。要は土着信仰の人々についてだけど、インドネシアで宗教が政治社会制度化される中で、阻害された人々に着目したドキュメンタリー映画

本当に授業の延長のような話で面白かったし、CRCSの教授が解説していて、もはや出張授業的な感じだった笑

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右端が我らが教授です。めっちゃ気さく。

この映画シリーズは現在5本までの撮影・上映が決定している。

CRCSのとても面白い取り組みなので、また映画が正式にYouTubeにアップされたら記事にしたいと思います。

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CRCSの映画上映会のパンフ

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